Vol.108 複雑な気持ちだなぁ。
古典的な手法で言えば。
借金をして収益物件を建てる。
最近、よく聞く手法で言えば。
借金をして中古の航空機を購入する。
借金をして上層階のタワーマンションを購入する。
いずれも、相続税の節税対策として、よく耳にする手法です。
で、一歩先の話でもなくなってきた感じがするのが、
一般社団法人を設立するという手法です。
先日の日経電子版の記事です。
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全国各地で社団法人の「設立ラッシュ」が起きている。
2013年までの2年間で1万7000社近く設立され、それ以前の2年間の2.4倍に膨らんだ。
東京都内で事務所を構える税理士は「すべてとは言わないが、多くが相続税対策」と明かす。
公益のために設立される建前の社団法人には税務上、財産の持ち分という概念がなく、相続税がかからない。
資産の受け皿に“もってこい”というわけだ。
http://www.nikkei.com/money/features/29.aspx?g=DGXLASFZ11H08_21112014K10100
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ん~、私の周りでは、まだそんなに浸透していないと感じていたのですが。
東京の富裕層の間では、常識になっていまっているのですね。
大きな問題として税務当局が認識する日も近いのかなぁ。
いや、そういうつもりで書いたのではないのですが、
参考にされている可能性も高いのかなと。
次の書籍です↓ ↓ ↓ ↓
印税は放棄していますので、売上部数の増加は、私の懐には無関係ですが。
でも、出版社の方にすれば売上部数が伸びれば嬉しいでしょうね。
誰かに喜ばれれば、私にとっても嬉しいことです。
ただ、執筆メンバーは、税務当局を刺激するために書いたわけではなく・・・。
ん~、なんだかちょっと複雑な気分だなぁ・・・(^^;