Vol.142 リスクをとれるか。
一昨日、日本政策金融公庫総合研究所が
「起業と起業意識に関する調査」を発表したんですね。
新規開業の実態を把握するために、1991年から毎年実施しているそうです。
全国の18歳~69歳の男女約20万人を対象に実施し、約4万人が回答したとのこと。
「事業を経営したことはない」と回答した人が85.7%と圧倒的多数。
そのうち、「起業に関心あり」と回答した人は18.3%。
この数字が多いのか少ないのか・・・。
詳細はこちらをどうぞ。
ちなみに、起業しない理由の第1位は、資金不足だったようです。
で、昨日は「ベンチャー創造協議会」で、「日本ベンチャー大賞」が発表。
安倍総理、宮沢経済産業大臣から表彰されたそうです。
今回が記念すべき第1回なんですね!
この詳細はこちらをどうぞ。
デフレ脱却を果たし、日本経済を好循環の軌道に乗せるには、
「企業経営者や国民の一人一人が自信を取り戻し、
未来を信じ、イノベーションに挑戦する具体的な行動をおこせるかどう
かにかかっている。」
と、政府は「日本再興戦略」改訂2014(P2)で記しています。
未来を信じ、借入をして開業すれば報われるか。
いや、そんなに甘くはないのでしょうね。
「未来を信じて(=期待して)起業」
まるでバブル期の夢物語のような・・・(^^;
熱意をもってしても、失敗することだってある。
「日本ベンチャー大賞」の裏には、
消えていった無数の企業が存在するでしょう。
いや、新たな挑戦はしないほうが良いと言っているのではなのですが。
一番重要なのは、リスクをどれだけとれるか。生活掛けるなら、ここは絶対押さえるべきかなと。