Vol.143 今年の夏
麻生大臣、改革に力をいれるんですね。
少し前になりますが、14日の日経の記事です。
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麻生太郎副総理・財務相は14日の閣議後の記者会見で、
税制の抜本改革に着手する方針を表明した。
「既存の税制の部分的な手直し程度ではダメなので、中長期的な視点で取り組む」
と述べた。
今夏までに一定の方向性を示す必要性にも触れた。
(略)
麻生氏は「まずは徹底した歳出改革が必要だ」と述べ、
社会保障の給付減や負担増の可能性を示唆した。
税制改革については
「経済や社会の構造が急速に変化している。公平、中立、簡素の三原則のもとで税制を見直す」
とし、歳出入両面で改革を進める考えを示した。
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大きな流れでいえば、次でしょうか。
今年の改正で、稼げる企業の税負担が軽減されてた。
これからも、しっかり稼いで、給与の支給で還元してもらいたい。
その代り、これまで比較的税負担が優遇されていた中小零細企業に、
もう少し税金の負担をしてもえらうようにお願いしよう。
少子高齢化時代、女性の労働力も貴重。
税・社会保険料負担、企業から支給を受ける諸手当の面、
これらを考えて働くことを控えていたかたにも、社会で活躍してもらいたい。
これは外せない視点でしょうね。
ここらから考えると、
・中小零細企業に摘要される様々な税制優遇策の見直しにも着手する。
・女性の社会進出妨げの一つになっている配偶者控除を見直す。
・現状、個人単位での所得税の課税を検討する。
(=夫婦単位、世帯単位での課税を検討)
こういった改正も考えられるのかな。
今年は暑い夏になりそうですね(^^;
猛暑になるのでしょうか・・・。