Vol.175 奇妙な結果
空前の超低金利時代ですが。
出口は見えてきたのでしょうか。
今日の日経デジタルの記事です。
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大手銀行が3月から住宅ローン金利を引き上げる。
三菱東京UFJ銀行が主力の10年固定型の最優遇金利を過去最低だった2月より0.1%引き上げて年1.2%とするのに続き、
みずほ銀行も引き上げを決めた。同じ10年固定金利を0.05%引き上げ1.15%にする。
両行が住宅ローン金利を引き上げるのは、指標となる市場金利が2月に入ってやや上昇したためだ。
長期金利の指標となる10年物国債利回りは1月に過去最低の0.195%まで低下していたが、
今月に入って一時0.45%まで上昇するなど動きが激しかった。
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とはいえ、相変わらずの低金利であることには間違いないですね。
住宅ローンの変動金利などでは、1%を切るでしょうし。
で、確定申告で住宅ローン控除を受けるとすれば、
1%が「税額」から控除されるわけですが。
つまり、1%未満の金利で住宅ローンをしていれば、
住宅ローン控除で得られる税額軽減効果の方が大きいケースもあると。
「借入したほうが得」なんて違和感ですが、事実は小説より奇なり・・・ですかね(^^;
さて、この奇妙な現象は、いつまで続くのでしょうか。