Vol.205 高齢化社会に役立つ仕組み
社会保障費の問題、孤独死の問題をはじめ、高齢化社会って様々な問題が考えられますが。
判断能力が劣ってきた高齢者を狙った詐欺・横領といった問題も多発してますよね。
銀行の店舗、ATMのほかWEBサイトなんかでも、注意喚起に熱心です。
で、政府としても「投資」に関して法整備を進めるのですね。
昨日のタビスランドの記事です。
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政府は3月24日、高齢者の投資トラブルなどが相次いでいた「プロ向けファンド」への規制を強化する金融商品取引法改正案を閣議決定した。
不正を働いた悪質な業者に対して業務改善や業務廃止などの行政処分ができるようになる。
改正案は今国会での成立を目指し、公布から1年以内に施行される見通し。
(略)
投資に不慣れな高齢者が嘘の説明を受けて売りつけられたり、
プロ投資家の出資にほぼ実態がなかったりするケースなど、
制度の悪用が相次いで表面化。
金融庁が問題視する業者は2割に達し、消費者団体などから対策を求められていた。
金融庁は「ファンドへの信頼確保と、成長資金の円滑な供給を両立させたい」(幹部)と話している。
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これで被害が少なくなると良いのですが。
ただ、悪さをする輩は、次の一手を考えるのでしょうね。
つまりは、いたちごっこ。数年後(数十年後?)には別の被害が・・・。
ここで活かせると思うのが「信託」です。
残念ながら、日本の文化では浸透していないのが現状ですが。
自分の子供や親戚のなかに頼れる人を見つけておき、ある程度の年齢で自分の財産を信託しておく。
「この財産の管理・運用を頼むね」って。
そう、最近耳にすることが多い「民事信託」「家族信託」ってやつです。
また、ブログでも特集を組んで説明していきたいと考えていますが、
信託がどんなものか知りたくなったら、いつでも連絡下さい(^0^)/