Vol.132 何事も度を過ぎると・・・
鳴り物入りで登場した、太陽光発電ですが。
税制面でも、法人や一定の個人事業主のかたが購入した費用を、
購入した年に全額経費計上できる特例を設けるなど、その普及を後押ししていました。
その後、
電力買取価格の見直しや、
買い取り自体の見合わせなどのすったもんだがあり。
結局、先に書いた特例制度は、今回の税制改正大綱で延長の対象から外れました。
結果、平成28年3月末までに取得したものまでで特例の適用は終了。
ただ、太陽光発電以外のエネルギー設備は1年延長です。
風力発電や地熱発電なんかが対象です。
でも、コストが合うんでしょうかね。
税制で後押しするとしても、
普及が進むか・・・。
太陽光発電の終焉が訪れたのでしょうか。
世の中での普及速度が速すぎたのか、
電力会社の見込みが甘かったのか。
政府の見込みが甘かったのか。
「おごれる者は久しからず」
肝に銘じておこう。